全てのsurferにキリストを!
report by Ryutaro Kawaguchi
今年度からCSJの理事の一人に加えていただきました川口竜太郎と言います。
日頃は高校生を対象に伝道をしているhi-b-a(ハイビーエー、高校生聖書伝道協会)のスタッフをしています。また、キリスト伝道隊(活水の群れ)の正教師(国内宣教師)でもあります。サーファーの世界においてCSJの皆様とともに協力して福音を届けていけることを心から感謝しています。伝道は急務だと感じています。あらゆる分野において宣教の働きが前進して行くことを嬉しく思います。
小さい頃から海に近くで育ちました。毎日のように海を見ていますが、飽きることなく海が好きで、たとえ小波であっても時間が合えばサーフィンをしています。ですので、サーフィンを通して福音を伝えられることは喜びであり、自分自身もリフレッシュされています。サーフィンを始めてだいぶ経ちますが、小学生から中学生まではよくボディボードに乗っていました。高校生の頃からショートボードに乗り始め、最近ではレトロボードによく乗っています(Dish5,8 minisimmons 5,2)。ボードやフィンのことを考えると楽しくて仕方がありません。妻に2週間ほど続けてフィンの話をして呆れられたこともあります。(新しくボードをオーダーしようと思っていたので仕方がないと思いますが・・・)
数年も前のことになりますが、海でローカルサーファー達と聖書の話をするようになったきっかけは妻の祈りでした。いつも出かける前は必ず祈るのですが、その日も海に行く前に祈ると、妻が祈りの中でこう言いました。ーーー「良き交わりが与えられますように。」何気無い一言だったと思いますが、今までローカルの顔を見ても馴染みの顔を見ているだけで特に交わるという意識はなかったので、自分にとっては新鮮で印象的な一言でした。心の中で「へぇ〜、良い交わり・・・サーフィンでも福音を伝えることを意識してるんだなぁ。」と人ごとのように感心しながら海に向かいました。いつの間にかその言葉も忘れサーフィンをしていると、いつも見るローカルの方と(数年間顔を見ていても名乗り合わないので、名前が分からない・・・)話すことになり、話の流れで職業の話になり、自分が高校生に聖書を教えていることを伝えることとなったのです。そして、その方は他のローカルが来るたびに自分の事を「知ってる?この人神父さんなんだよ!」と紹介してくれるのでした。そのたびに自分は「いや、神父じゃなくて牧師・・・」みたいなやりとりが続き、あっという間に自分がクリスチャンであることを証することができました。中には牧師がサーフィンしていいの?と質問されたり(すかさず与えられている自由意志と恵みによる救いを話しましたが・・・)、別の方からは「え?!前乗りしても怒らない?」。自分:「怒りませんが、危ない時はヒューヒュー言うかもしれません」と、訳のわからないやりとりがあったり・・・グンと福音を語る機会が増えていったのです。見た目はごつい方が多いのですが、中には熱心に真理を求めているノンクリスチャンの方とお話しすることもありました。マタイ9:37に「収穫は多いが、働き手が少ない」と、あるように福音の需要の高さを感じました。
福音を求めている方はまだまだ多くいると思います。多くの人々に迅速に福音が伝わっていくことを願います。CSJの働きがさらに祝福され、用いられ、すべてのサーファーに福音を届けられることを、お祈りください。