CS千葉メンバー とみちゃんの証

report by 吉田東美子   2012 August

 

2009年、趣味のサーフィンを通じてCSJメンバーの水越佐江子さんと出会いました。佐江子さんの『日曜日は教会へ行ってるの』との言葉にとても興味を持ちました。そして初めて訪れた教会が岬教会でした。夜の賛美集会。初めて聴く、神様を賛美する曲。不思議と涙が止まりませんでした。

 私はパニック障害という精神疾患を長年患っています。今年で11年目。毎日、安定剤と抗うつ剤を服用しています。今でこそ「心の病」は世間的に認知されつつありますが、当時は精神疾患への偏見があったのです。今思うとギリギリまで追い詰められていた日々でした。

普通の生活がしたいと、「心療内科」を探しました。症状をなんて話せばいいのだろう・・・。診察室に入り、何も話せず涙がボロボロと。先生は私の肩に手を置き「よく頑張ってここまで来たね」と一言。「やっと私のことをわかってくれる人がいた!」と大きな安堵感に包まれました。 初めて岬教会を訪れ、賛美を聴いた時、その当時の安堵にとてもよく似ていました。

 礼拝生活の中で自然と神様を受け入れている自分がいました。しかし、まだ洗礼に踏み切る勇気がなかったのです。従順に生きていけるのだろうかと不安がありました。 その頃、久しぶりに持病が顔を出し、体調の悪い日々が続きました。また当時は知人関係で大きな悩みもありました。そんな時、次の御言葉に出会ったのです。

 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを私は知っています」(ローマ人への手紙8:28)

 昔だったら、とっくに逃げ出していた場面でしたが、この御言葉に信頼して、「益に変えてください」と祈り委ねている自分がいたのです。この経験を通して生きておられる神を信じ、神に委ねている自分に気づかされたのでした。

 そして、この神と共に歩んでいきたいと思い洗礼を受ける決心をしました。

洗礼を受けると(2011年4月24日)、イエス様が共に歩んでくださることが分かるようになったのです。

 まだまだ病の途中ですが、良い時も悪い時も共にいて、支え導いてくださるイエス様に感謝しています。