From Australia
report by Dave and Shinko Levey
オーストラリアに引っ越してから、既に１年以上経ったなんて信じられません！２０１２年を振り返る時「主は忠実なお方」としみじみと思わされます。「主の山には備えあり」とありますが、本当に主の導きに従う時、必ず主の備えがあります。素晴らしい家、看護師としての仕事（デビット）、霊的に成長できる教会、真子や子供たちが必要としている日本人のコミュニティー、子供たちが通える素晴らしい学校、たくさんの新しい友達、いつも支えてくれる家族や親戚、ここには到底書ききれません。またつい最近の出来事では、神様の不思議な導きにより、子供たちが通っている公立の小学校で、真子が週に一度「聖書」の授業を教えることになったのです！なんという特権でしょうか？！？！ しかし、色々な困難や試練もありました。ホームシックになったり、様々なウィルスにやられたり、ちょっとした鬱になったり、車が盗まれたり…。最近では、デビットがエイにふくらはぎを刺される（しかも貫通）という大事件もありました。しかし、全ての事を通して、神様が働いておられました。確信をもって、神様が全てを支配しておられると思わされる、そんな一年でした。
そして今、オーストラリアではクィックシルバー・プロが始まりました。世界ツアーはこの大会から始まります。そして今年クイックがこの大会のスローガンとして、「…をエンジョイ（楽しむ）」というフレーズを使っています。例えば「大会をエンジョイ」「一瞬一瞬をエンジョイ」「サーフセッションをエンジョイ」「その感覚をエンジョイ」。要する に、全てを楽しめという意味を込めているようです。丁度上にある聖書の言葉を思いめぐらしていた時だったので、不思議とピンときました。神様が最近自分に語っている事は、自分が今置かれている「季節」を楽しむという事です。往々にして私たちは自分の置かれている「季節」を見過ごしてしまいます。こうなったらいいのに、ああなったらいいのに…。あそこに引っ越せたら人生ましになるのに…あの仕事に転職できれば全てうまくいくのに…学校さえ卒業できれば楽になるのに…もっとお金持ちになれれば幸せなのに…。私たちは、自分の今置かれている状況（季節）が変わりさえすれば、満足すると思ってしまう癖があるようです。
神様は自分が今置かれている「季節」を見極め、理解して、フルに楽しむ様にとチャレンジを与えています。2013年について、神様に祈り求める時間を持ちました。その時に、自分たちはまだ「休息の季節」に置かれていると語られました。日本で13年間という長い間、福音の種まきと刈り取りをして来ました。けれど今は「休息の季節」だと語られました。
聖書を通して、神様は私たちに休息について教えてくださっています。休む事は大事なのです！しかし私たちは休まずに働いてしまうのです！まるで全てが自分にかかっているかのように！でも実際はそうではありません。特にクリスチャンとしてミニストリーを休む事は許されないような気がしてしまうのです。でも聖書によると、神様ご自身もお休みになったように、神様は私たちに休息をとるように、命じておられます。そして、時々神様は私たちを「休息の季節」へと導いて下さるのです。それは休むことにより、私たちは神様の前に謙遜になり、また自分の力に頼るのではなくて、神様に信頼するようになるのです。もう一度すべてを手放して、神様にお任せするチャンスが与えられるのです。また、休息することにより、新しい力や見極める力を得るのです。私たちにとってクリスチャン・サーファーズ・ジャパンを離れるのは、とても辛い事でした。生まれたての赤ちゃんの頃からずっと成長の過程を見て来ました。でも、神様は私たちを新しい「休息の季節」へと導き入れ、ＣＳＪを神様ご自身の御手に委ねるというチャレンジを与えて下さいました。私たちはただ、神様がＣＳＪを導いて下さる事を信頼するしかありません。時には混乱もありましたし、鬱にもなりました。しかし、最終的には神様がＣＳＪにとって、そして関わっている全ての人たちにとって、ベストを用意しておられる事を信頼しています。
ホームシックにもなりますよ！日本が恋しいし、何よりも日本の兄弟姉妹が恋しいです。ＣＳＪの働きに全てを捧げていた季節が恋しくなります。しかし、常にイエス様に目を向け、イエス様に仕えながら、今自分たちが置かれている季節を見極めて、それをフルにエンジョイできるようにと努力しています。私たちの生活の全ての面において、家族、仕事、学校、そして全ての人間関係の中で、神様に用いられることを常に望んでいます。
そして、何度も言うようですが、私たちの新しい家にはゲストルームがあり、いつでも皆さんを歓迎できる体制でいますので、是非遊びに来て下さい！いつも皆さんの事を覚えてお祈りしています。
Ｐ.Ｓ. 休息についてもっと知りたいという方は、パスターウェインコデイロの本『バーンアウトする前に』（Leading on Empty）をおすすめします。
リビー家よりたくさんの愛を込めて…